龍や大爆発のシーンがない普通のドラマでもVFXが採用される理由

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節用で天然な仕上がり。

VFXというと、SFやファンタジヤムーヴィーの中でカリブのパイレーツや猿が暴れまわったり、首府が歪んだり、エルヴィス?プレスリーが歌ったりといった場で使われるのが人並み的な気がしますよね。

ですが近頃は人並みの脚本でも、グリーンバックを使って外の景色と合成する……なーんてことが日常的に使われています。しかしそこにはいくつもの道理が潜んでいるのです。

HBOのテレビシリーズ『ビッグ?リトル?ライズ』のメイキング映像を例に見てみましょう。

近年のVFXは、フォトショップのようにレイヤー毎に特殊効果を加えて奥行きを出す「アドヴァンスド?エディティング」という方法が主流のようです。部屋の中に人がいる場でも、窓ガラスのレイヤーと、反射している景色である海のレイヤーが重なっていたり、映像で見るとわかりやすいかと思います。

特殊効果スーパーバイザーのマーク?コテ氏はこう話しています。

グリーンバックの前で役者に演技をさせて背景を消すと、モントレー湾のオーシャンサイド?カフェにいるように見えてきます。これは現地で撮影するより節用なだけでなく、天候にも左右されず、太陽が雲に隠れる心配もありません。スタントが必要な場面だって簡単で安全なのです

なるほど。早朝から準備して現地に行っても天気が悪いと延期になったりして、1日丸潰れになっちゃいますもんね。人間は天然現象には逆らえません。

こうした合成にはカラリストという色彩のプロが関わっており、合成した時の色味が天然になっているかどうかを判断してもらっているんだとか。またVFXで作った車の事故場が迫力不足であれば、あとからトラックをさらに横転させたりしています。

大袈裟なCGではなくとも、端々で効果的に使われるのが脚本で使われるVFXなのです。近頃ではムーヴィーセットのリアルタイム合成技術も100%天然な仕上がりですし、AIを使った役者のニコラス?ケイジ化も超リアルです。

すごい時代になりましたよねぇ。

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Andrew Liszewski – Gizmodo US[]